こんなツイートを見た.
『論理哲学論考』は哲学書として大事な本らしいが,「論理」を勉強したい人間が最初に手を出してよい本でないことは間違いない.こういうことを防ぐためにも次のような記事の更新をたびたびしてきた.
sokrates7chaos.hatenablog.com
しかし,この記事は単に論理学およびその周辺領域の本を並べてコメントしているだけなので,上記の事態を防げていないような疑惑が常々あった.「論理」の「何を勉強すればよいか」がわからんから「とりあえず,有名な本を手に取ればいいだろう」という発想をし,結果上記のツイートのような事態になるわけだが,「何を勉強すればよいか」について『
論理学およびその周辺領域の本(旧アドレス) - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳』は何も語っていない.そのうえ,語らせる予定もない.
そういうわけで,「
『論理』に興味を持ったが何を勉強すればよいのか,どんな本を読めばよいのかわからない」という青少年のために「
こういうの勉強するといいんじゃないですかね」と提案するための記事である.役に立たなかったらごめんね.
- 君は「論理」の何に興味があるのか
- 推理小説などで「論理」を強調されてあこがれたから
- ビジネスの場で「論理」的に考えて「論理」的に話すことを周りから求められたから
- 科学における「推論」の扱いが気になったから
- 数学をしていて,「この基盤にあると思われる『論理』とはなんだろう」となったから
- 情報科学の技術的な道具として「論理」が必要になったから
- 哲学の道具として「論理」が必要になったから
- 言語学の道具として「論理」が必要になったから(2023/11/17 追記)
- 上記以外の動機の場合
- 総括
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