仮面の数学者です. 前回の更新が2か月前なんて信じない......
毎日のようにブログを更新できる人を僕は心の底から尊敬しています. 創作で最も難しいのは最後まで作品を完成させることだっていうけど, ブログも同じような気がします.
つまり, 大事なのは根気......
今日書こうと思い立ったのは「数学ジョーク」についてです.
数学やっている人は意外とジョークが好きです. 一番の好例は存在しない数学者をあたかも存在するかのように扱ったBourbakiの件でしょう. 彼らの場合フランス人なので「えすぷり」ってやつですかね.
そんなわけかどうかはわかりませんが, 世の中には「数学」をテーマにしたジョークがたくさんあります. 今日はその中から有名なものを一つ.
イギリスのコンウォールの大草原の中を汽車が走っていく. その中で学会帰りの天文学者, 物理学者, 数学者, 生物学者が談笑していた. そんな4人の目の前の草原に黒い動物がいるのが見える. 天文学者が言う.
「コンウォールのヤギは全身が黒いんだなぁ」
それを聞いた物理学者が笑いながら
「それは少し正確じゃない. コンウォールにいるヤギのうちの一匹の全身が黒いんだ」
それを聞いた数学者はボソッとつぶやいた.
「それだから君らはよく間違いを犯すんだ. もっと正確にはコンウォールにいるヤギのうちの一匹は少なくともこちら側が黒いんだ」
それを聞いていた生物学者, 笑いをかみ殺しながらこういった.
「君たち, あれは羊だ. 」
非参考文献
個人的に落語が好きで昔, 天狗連っぽいことをやっていました. そんなときにこういった数学ジョークを使っていました. そんなわけで好きな落語の本をここに置いておきます.