シン・ゴジラはいいぞ
という言葉がある.
シン・ゴジラといえば現在公開中の庵野監督の本気の塊の特撮映画である.
私はこの作品の感想をどう書こうか, どう表現しようかこの数日迷ってきた.
しかし, この作品の圧倒的力の前ではどのような言葉を尽くしても何となく浮ついてしまう.
いろいろな感想をいろいろな人が書いているが, どれもどことなくこの作品の一面を捕らえているだけで, 「そうなんだよ」と共感しつつも「でも, この作品の本当のすごさはそこじゃないはずなんだ」と思ってしまう.
この作品の前では批判的なコメントですら, この作品の力にあてられて受け止め切れていないだけなのではないかと思う時がある. もちろん, ご愛敬みたいなコメントもあるが......
いろいろと言葉を尽くしてすごさを語ろうと思ったが, どうやっても表面論・技術論に終始してしまいそうである. それは今の僕が語りたいことではない.
だからこそ, この作品に対する感想を述べるのであれば, 今はこの一言にするしかないのである.
シン・ゴジラはいいぞ
この一言にあらゆる評価, 感動は込められている.
もっと冷静にこの作品を見つめられるようになった時にこの作品の感想, 考察をしっかりと書き残したいと思う.
ひとまず, 庵野監督ありがとう! スタッフの皆さんありがとう! キャストの皆さんありがとう!
みんなシン・ゴジラを見よう. 話はそれからだ.